

平成18年11月1日、第11回慶應医学賞授賞式が信濃町キャンパス(医学部)北里講堂で開催されました。
授賞式には、文部科学省文部科学審議官の林幸秀氏、
高等教育局私学部長磯田文雄氏、
米国大使館科学技術環境部次長バート・コブス氏のほか、
スタイツ博士のご子息ジョナサン氏、坂口光洋氏のご家族も列席しました。
式典では審査委員長の岡野栄之教授より授賞理由が述べられた後、 安西祐一郎塾長から受賞者のトーマス A.スタイツ博士(エール大学教授)に 賞状とメダルおよび賞金2000万円が授与されました。
受賞者挨拶でスタイツ博士は、受賞の喜びと周囲の研究者への感謝を表明した後、 リボゾームの構造解明に向けて取り組んだことが 結果的に抗生物質の創薬に関わることになったと説明し、 基礎研究の大切さについて述べました。
引き続きスタイツ博士による記念講演会が行われ、来賓、教職員ほか多数が聴講しました。 3D動画のショートムービーではリボゾームの動きにあわせた音楽がかかるなど 主題に関連する内容のユーモアも披露されました。 研究者のみならず一般の聴衆もひきこまれる講演会となりました。
翌日の11月2日には受賞記念シンポジウムが行われました。
'New Frontiers of RNA Biology and Molecule-Targeted Drug Development'
(RNAバイオロジーと分子標的創薬研究の新展開)
をテーマに受賞者を含め学内外合わせて10名の研究者の講演が行われ、
医学部学生、研究者等230名が参加し、活発な議論が行われました。 (写真撮影:石戸晋氏)