慶應義塾医学振興基金


医学賞に関するお知らせ


2008年(第13回)慶應医学賞受賞者の坂口志文博士 ノーベル生理学・医学賞を受賞

2025.10.07

スウェーデン・カロリンスカ研究所は6日、今年のノーベル生理学・医学賞を、第13回慶應医学賞を受賞した大阪大学特任教授の坂口志文博士(米システム生物学研究所のメアリー・E・ブランコウ氏、米ソノマ・バイオセラピューティクスのフレッド・ラムズデル氏と共同受賞)に授与すると発表しました。『制御性T細胞(Treg細胞)』の特定と、末梢免疫寛容(末梢組織での免疫制御)に関する基礎的発見が評価されました。

慶應医学賞過去受賞者のうち、のちにノーベル賞を受賞者した方は、2024年受賞者デミス・ハサビス氏、ヴィクター・アンブロス博士、2023年受賞者カタリン・カリコ博士、2022年受賞スバンテ・ペーボ博士に続き、今回で4年連続13人目となります。